この1年の世相を反映し、話題となった言葉に贈られる「2005ユーキャン新語・流行語大賞」(「現代用語の基礎知識」選)の年間大賞に、「小泉劇場」と「想定内(外)」が選ばれた。「小泉劇場」は、自民党が圧勝した9月の衆院選で繰り広げられた。「想定内(外)」は、ライブドアの堀江貴文社長がフジテレビとの攻防をめぐり、頻繁に口にした言葉だ。大賞以外のトップテンには、夏場の軽装「クールビズ」、衆院選で郵政法案反対派に送り込まれた「刺客」のほか、「ちょいモテオヤジ」「フォーー!」「富裕層」「ブログ」「ボビーマジック」「萌え〜」が入った。
大賞が予想されていた、”渡る世間は鬼ばかり”の角野卓造さん,泉ピンコさん夫妻が幸楽のお客さんに思わず言ってしまった「お前に食わせるタン麺は、ねぇ!!!」は大方の予想に反して選ばれなかった。なぜCMが更新され続けているのかわからない細川ふみえさんの「LET’S バスロマン」、”サザエさん”から磯野波平さんの「。。さよう」、30歳前後〜40歳で独身女性の「結婚したい、チキショー!」は、今年も入賞を逃した。 |