「嗚呼、ウォシュレットが家のトイレにあったらなぁ・・・」
何年もの間、外でウォシュレットを使うたびそう思っていました。
しかし、去年、引っ越した先は、ついにウォシュレット付きのトイレがある家!
こんなにも早く夢がかなった♪
でも、あるだけで満足?いつでも使える充実感?で、ぜんぜん使わないもので。
夏場に1,2度使っただけで宝の持ち腐れ。憧れは憧れのままでもよかったのかも?
そして、大晦日の寒い寒い夜、今年も最後だということで、ウォシュレットを使ってみようと。
便座の保温のボタンの奥に、温水にするためのスイッチがあることも知らずに。
ブリブリブリブリ。
ポチっとな。
キンキンに冷えた水が、お尻の穴に飛び込んできました。
「ぴぇ〜〜〜〜〜〜ぃ」
びっくりして、生まれて今まで発したことのない言葉が。
悲鳴が、大晦日に響き渡りました。
月のみえない冬の夜は、海の中のように静かです。
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